サプリメントとお茶の飲み合わせについて


サプリメントを服用する場合、ほとんどの場合が水で服用してくださいとありますが、冷たい飲み物で飲みたくなる場合があります。
ちょっと一服のお茶と一緒にサプリメントを服用するのはダメなのでしょうか。

サプリメントとお茶の飲み合わせ

サプリメントには様々なものがありますが、青汁のように牛乳や豆乳などに溶かして飲んでも良いものや、プロテインなどジュースで割っても良いもののほかは、基本的に水または白湯で服用するのが基本です。冷蔵庫にお茶が入っていたり、ちょっと休憩にお茶を飲むときに一緒に飲みたくなる時もあります。

しかし、お茶には様々な成分が含まれています。いくらサプリメントは薬ではなく食品だとは言ってもお茶との飲み合わせはあまりよくありません。

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お茶に含まれるカテキンやタンニン、ポリフェノールやカフェインなどといった成分がサプリメントの効果を抑制してしまうこともあるため水や白湯で服用してくださいと書かれているサプリメントは必ず水か白湯で服用してください。

特にタンニンは鉄分が入っているサプリメントと一緒に服用することでサプリメントの吸収を抑制する働きがあります。

また、お茶に含まれるカフェインはサプリメントの作用を増幅させてしまう可能性があるため、サプリメントはお茶で飲むことは避けたほうがよいでしょう。どうしても水がないという時は、麦茶やルイボスティーなどカフェインやタンニンがなるべく少ないもので飲むようにします。

水以外のもので飲んでも大丈夫なサプリもある

サプリメントの多くは水、または白湯で服用することが望ましいと表記されていますが、本当に水または白湯でなければ効果が抑制されたり増幅されてしまうのは、ビタミン類のサプリメントやミネラル類のサプリメントです。

これらの成分はお茶やコーヒーなどに多く含まれるカフェインやタンニンなどで吸収を阻害されてしまったり、中に含まれている成分を壊されてしまうことがあるからです。ビタミン類やミネラル類のサプリメントはコップ一杯の水または白湯で服用し、摂取後30分はほかの飲み物は摂取しないようにします。

ほかのサプリメントでも水または白湯で服用してくださいと書かれているものがありますが、水または白湯が一番効果を体感しやすいというだけで、効果に違いはありません。サプリメントに水または白湯で服用してくださいと書かれているのは、表記しないとサプリメントメーカー側の想定していないような飲み方で服用する人が出てきます。

そのような場合何かトラブルが起きてはいけないので水で服用するようにと表記されているのです。ちなみにどんな飲み物でも大丈夫というサプリでも、アルコールと一緒に摂取するのはやめましょう。


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