健康的な体になるために1日に必要な野菜の総量は350グラムと言われています。カロリーや糖質、脂質、たんぱく質などは意識すれば必要量摂取することは可能ですが、ビタミンやミネラルは野菜でしかとることができません。
サプリメントと野菜の効果の違い
仕事が忙しくてついつい食事が不規則になってしまいがちな人も多いです。そのような人は外食が中心になりますが、忙しさのあまり主食の炭水化物だけを摂取してしまうことも多く、野菜不足になりがちです。まして時間にゆとりがある人でも1日に350グラムの野菜と言われれば、なかなか摂取することは難しくなります。
そのため毎日の食事で摂取できない分を補うためにサプリメントが開発されました。サプリメントの中には特に野菜を意識してビタミン類やミネラル分を豊富に含んでいるものもあります。そのため、ついサプリメントで補っているから食事は重要視しなくても大丈夫と思ってしまう人もいるのです。
しかし、サプリメントは実際には野菜などの栄養素に近い栄養素を単独で取り出し、商品化したものです。実際に野菜を食べる場合、ほうれん草といえばビタミンAと考えがちですが、実際のほうれん草には鉄分やほかのミネラル分なども豊富に含まれています。
そのため実際野菜をとると主要な栄養素のほかに微量でも含まれている成分なども相乗効果を表してバランスよく摂取することができますが、サプリメントであれば表示された成分しか摂取することができません。
これがサプリメントと野菜の大きな違いです。
サプリメントはあくまで実際の食事の補助
実際の食事ではいろいろな食材を組み合わせることで、バランスよく栄養を摂取することができ、健康や美容にも効果的ですが、忙しくて規則正しい食事を摂取している時間がないなど、
しっかり食事を摂ろうとしてもなかなか栄養が偏ってしまうことがあります。そのようなときに服用するように開発されたのがサプリメントです。
そのため、ダイエットしたいからなどと言ってサプリメントだけを大量に服用し、食事を抜こうとしても実際の食事から得られる効果ほどの効果は得ることができません。そのため、サプリメントはあくまでも食事をメインとして食事で補えない栄養素を補助的に補うものとし、サプリメントだけを大量に摂取することはやめましょう。
飲み合わせが悪ければせっかく服用したサプリも全く効果がなくなってしまいます。また、めったに食事だけではなかなか得ることができない成分を手軽に摂取できるのがサプリメントの良いところです。
ぜひそのような点に注意しながら自分にあったサプリメントを見つけてみてください。