サプリメントアドバイザーは様々なサプリメントや健康食品を求めている人たちに的確にアドバイスする仕事です。薬のように服用したからすぐに良くなったなどということはありませんが、それでも長期服用していたら体の調子が良いなどと言われたらうれしいやりがいのある仕事です。
サプリメントアドバイザーの試験内容と合格率や難易度
残念ながらサプリメントがまだ効果の実証できるものではない、栄養補助などの目的で摂取されるものであることなどから、国家資格はなく、すべて民間団体による民間資格のみです。
サプリメントアドバイザー試験を行う団体は数多くありますが、どの団体の試験を受けるとしても、2002年に厚生省が定めたガイドライン、保健機能食品等の販売に係るアドバイザリースタッフの養成に基づいた講座内容になっています。
講座を受講する受講資格に関しては各団体の受講資格によって違うので、自分が目指している資格をきちんとチェックして申し込んでください。受講申し込みを行うと同時にその協会に入会できる場合もありますし、受講を行う前に協会に入会することが受験資格になっていることもあるので要注意です。
試験内容はサプリメントや健康食品に対する基本的な知識から、実際サプリメントアドバイザーとして仕事をするうえで必要な内容など多岐にわたります。アドバイス時の表現方法次第では法律に触れることもあるため、法律に関しても試験に出ます。
合格率は初歩的レベルの講座であれば80%ほどの合格率があるものから、医師や栄養士、看護師や薬剤師など、栄養学や薬学の知識を持っていても合格率が50%ほどしかないような難関の資格もあります。自分のレベルにあったサプリメントアドバイザー試験を受験しましょう。
サプリメントアドバイザー試験合格後の仕事
いざサプリメントアドバイザー試験に合格し、資格を取得したけれどその後どうしたらいいのかわからない人も多いと思います。資格を取ったからと言って無理にサプリメントに関係する仕事につかなくても別にかまいません。自分や家族友人たちがサプリメントや健康食品などを利用する際に的確にアドバイスができるようになります。
しかし、サプリメントアドバイザーの資格の中には資格取得までかなりの費用が掛かるものもあります。自分の仕事のキャリアアップとして知識を生かすのも良いですし、実際にサプリメントアドバイザーとして転職する方法もあります。
サプリメントアドバイザーはサプリメントや健康食品などに対し正しい知識を持ち、一人一人の体に合ったサプリメントを正しい方法で服用することをアドバイスする仕事として、サプリメントを扱っている販売店や美容や健康に関する仕事、介護福祉関係の仕事、サプリメントの企画開発などといった仕事があります。