食事から摂取しにくい栄養素などを手軽に摂取できると人気の高いサプリメント。
しかし、人気が高まった結果、様々な商品があふれるように販売されていて、自分にどのサプリメントが合うのかがわからない人も増えています。
そのためサプリメントのアドバイスを行うことができる人が求められています。
nrサプリメントアドバイザー認定試験の内容
nrサプリメントアドバイザーは、平成24年に栄養情報担当者nr資格とサプリメントアドバイザー資格が統一されてできた、まだ歴史の浅い資格のため、知名度も低いです。
サプリメントを購入しようとする人たちに対し、健康機能食品やサプリメントの特徴をしっかり把握し、購入する人たちの栄養状態も考慮しながら、専門的な立場からアドバイスを行うことができる人を認定する資格として重要な役割をはたしています。
nrサプリメントアドバイザー認定試験を受けるためには、まず、nrサプリメントアドバイザー認定試験を行っている日本臨床栄養協会に入会する必要があります。入会後、通信教育による40単位の講座を受講し、さらに日本臨床栄養協会学術大会への参加が義務図けられます。
そのほか公認のテキストを利用して各自独学を行います。教育内容はnrサプリメントアドバイザーの役割と倫理という、資格取得後の心構えから始まり、基礎的な生理学や生化学、栄養学のほか、生活習慣病の概論、そのほか人間の体と栄養の関係やサプリメントに関する法律などを学びます。
試験もその中から出されます。試験に合格すれば5年ごとに更新が必要となります。
入会金から受講料、更新手続き料などと費用はかなり掛かりますが取得すれば様々な分野で知識を生かすことができるやりがいのある仕事につけます。
nrサプリメントアドバイザー認定試験の合格率、難易度
nrサプリメントアドバイザー認定試験は、日本臨床栄養協会に入会すればだれでも受けることができます。入会資格に基準はありませんのでサプリメントに興味のある人ならだれでも入会し試験に挑戦することができます。
しかし、初歩的なサプリメントのアドバイザー資格に比べて、資格取得対する費用がかなり掛かるため、専業主婦などではなく、自分で仕事を行いながら、自らの仕事のキャリアアップを図る意味で、医師や看護師、薬剤師、栄養士や管理栄養士など健康や栄養に関する仕事を行っている人たちが受験することが多いようです。
合格率は50%前後とやや難関の試験となっています。合格率も医師や管理栄養士、薬剤師、看護師など国家試験を保有している人たちの合格率が高いところを見ると、簡単に合格できるような資格ではありません。
しかし、合格すれば、サプリメントや保健機能食品などで悩んでいる人たち一人一人の状態に合わせて適切なアドバイスを行うやりがいの多い仕事ができます。